「うちの親、ほんとムカつく。しつこすぎる!」
「うちの子、殴ってもいいんで厳しくしてください!」
とある親子と話した実話です。
何気ないよくある会話だなと思われる方も多いかもしれませんが、
このパターンは、親子関係が今後うまくいかないことが多いです。
突然驚かれた方もいらっしゃるかもしれませんが、申し訳ありません。
初めまして。
私は小学校教員を15年経験しました。
その間一緒に過ごした子どもたちは、
1年約30人、
15年で約450人になります。
450人の子どもたちと過ごし、
450人の保護者の方と関わり、
その方達から多くのことを学びました。
450通りの子どもたち、
450通りの保護者の方達。
その経験から得た気づきや知識を、
より多くの方達に知ってもらいたい!
そんな思いでブログを立ち上げました。
上記の会話も子育てで苦しんでいる大人がいる一方で、
その子どもも同じように苦しんでいるケースを何度も目の当たりにしました。
ここで、上記の会話の何がいけないのか説明したいと思います。
結論から言いますと、
どちらも相手に
「こうしてほしい!」
と相手を自分の方に歩み寄せようとしているのです。
ただただ気持ちを分かってほしいだけの子どもと、
言うことを聞いてくれない子どもを力づくでなんとかしようとする大人。
このパターンは、
どちらも相手に歩み寄ることができさえすれば、
関係は好転していきます。
半歩譲って、
「親も忙しそうだから、
今は聞いておこうかな。
そうしたら次はこっちが言いたいことをきいてもらえるかも。」
「今日はなんだかあの子イライラしているから、
時間がないけどもう少し遊ばせてみようかな。その方がこのあとスムーズに予定通りに進むかも。」
などと考えることができたらいいのです。
ですが、
ほとんどの場合はそれに気付かず、
ボタンのかけ間違いのようにすれ違ってしまいます。
そんな人達に、
届いてほしい!
もっと多くの困っている人たちに
私の経験から得た気づきが届き、
幸せに、楽しみながら人生を送ってほしい!
そして、
これは親と子の子育ての悩みだけでなく、
会社の上司と部下の人間関係にも当てはまります。
私がこれまで最も力を入れてきたことは、
より良い人間関係をどうすれば築くことができるのか
ということです。
より良い人間関係を築くことを研究している学校へも視察に行きました。
移民が多く、
多様な人種が生活しているオランダのイエナプラン学校の視察にもいきました。
結局、
どの世代でも、
どの環境でも、
人間関係の悩みが幸せな人生を送るためには切っても切れません。
良い関係を築くためのちょっとしたコツやテクニックを知っていただき、
あなたの周りが幸せでいっぱいにいただけると幸いです。
また、
働き方・子育て・書評・日々の気づきなどの雑記的な記事も発信して行きたいとも思っています。
ぜひ、多くの人に届いてほしいと思います。