教師が定時退勤する方法①〜時短テク&こつ〜

教師

教員はブラックだと言われていますが、
ちょっとした時間の使い方を工夫するだけで、
勤務時間はぐっと減ります。

以下に僕の勤務時間の記録をの載せます。(タイムカードから出されたデータですので正確です。)


これは、6年生担任(学年主任)で研究主任のときのものです。

時間
4月18 
5月29 37 
6月21 42 
7月11 55 
8月48 
9月16 
10月15 32 
11月25 16 
12月16 38 
1月16 30 
2月18 
3月33 
合計186 346 
平均16 29 

少し見づらいですが、
年間の勤務時間外に仕事をした時間(勤務時間前+勤務時間後)が186時間346分。

つまり、191時間46分ということです。

月平均にすると、16時間29分ということになります。

ひと月の勤務日が大体20日ですので、一日あたり1時間未満になります。

これは、
学校で一番少ない時間でした。


教員の方なら分かると思いますが、
驚くほど少ないと思います。


一応確認しておきますが、
自分に任せられれている仕事は責任をもって取り組んでましたよ!


やらないといけないことをやらずに帰ってたわけではないですよ笑

どうやって勤務時間外の時間を使わないで仕事をすることができたでしょう?


今日は、
その秘密を教えます。有料級ですよ笑


これは教員の方に向けて書いていますが、
他職種の方も参考にしていただけるところがあると思いますので、
ぜひ最後までご覧ください!

教師が定時退勤するための方法

①スピードアップ

当たり前のことですが、
一つ一つの作業スピードをアップさせます。


ビデオを通常スピードではなく倍速で見るイメージです。


僕がやっていたことは次のことです。

宿題やテスト、ノートの丸付け

教師の仕事でのチェック・丸付けにかかる時間は結構な割合を示します。


授業後の職員室では、
黙々と丸付けをしている教師もいるほどです。


それほど時間がかかる作業です。


「正確に・速く」丸付けできることは、
教師の技能でとても大切なことです。



テストの採点する場合は、
1枚づつすべて採点するのではなく、
部分採点法をおすすめします。



部分採点法とは、
特に算数・数学で、
数が大きくて、答えを覚えられないとき
に非常に有効です。


大問1だけ全員分採点して、
終わってから大問2の採点に移ります。



1枚ずつテストをめくる時間がかかるのですが、
毎回答え(模範解答)と子どものテストを行ったり来たりしながら採点する方が私は時間がかかると判断しました。


それ以外の答え(模範解答)をすべて覚えられる教科のテストについては、
1枚ずつ採点していった方が速いと思います。

給食を食べるスピード

「教師はご飯を食べるスピードが速いんだよ。」

これは私が初任者のときに先輩から教えてもらったことです。



そして、
その後すぐにこの意味がわかりました。



教師が食べるのが速いのではなく、



速く食べ終えて、
仕事をしなければ早く退勤できないのが教師


ということです。

給食を食べるスピードを上げて、
浮いた時間で事務作業や教材研究などの時間に当てるんです。

歩くスピード

単純に、移動にかかる時間を短縮して、
事務作業をする時間を生み出すということです。


1分でも時間があればやれることがたくさんあります。
5分あれば結構なことができてしまいます。


ただ、その時間を有効に使えればの話ですが。


時間を生み出すために、
移動時間は短縮します。

決断力

例えば、子ども同士のトラブルが発生しました。


両者を呼び出し、


・どんな指導を
・どこで
・どこを落とし所にして行うのか


ということをまず考えなければなりません。


さらに、
もし授業が始まってしまったら、


・授業を中断しその子達の指導をするほどの緊急性があるのか
・指導するとしたら、他の子達にその授業時間に何をして待たせるのか



などを併せて考えておかなければなりません。



つまり、
とても短い時間で、
これらのことを決断できるようにならなければなりません。



もう一つ例を紹介します。

学芸会でどんな劇を行うのか
決めなければなりません。


学年の実態や、
他学年の発表内容との兼ね合いを考え、
2つの案まで絞りました。



でも、
どちらもそれぞれの良さがあり、
1つになかなか決めきることができません。


時間だけが過ぎ、
気づけば他学年は台本が完成し、
小道具を作り出しています。


子どもからも、

「弟はもう練習始まってるって言ってたけど、ぼくたち何するの???」

なんて言われ、まだ決めきれていないけど、


「もうすぐ始めるからね!」
なんて伝え、
練習スタートから後手後手に回ってしまうことがあります。



スタートが遅れることは、
子どももそうですが、
当日までに間に合うのかと教師自身が焦ってしまいます。



と同時に、
同学年を組んでいる若手の同僚にも迷惑がかかってしまいます。



大切なことは、
速く決めるということです。



そして、
その選んだ劇で、
最大限子どもたちの良さを引き出すために

どんな工夫をするか

をじっくり考えることのほうがよっぽど時間をかけるべきことです。


ただし、
決断を速くするにはトレーニングが必要です。
小さな判断をできるだけ速く行うよう意識することを日々積み重ねていきます。

スピードを意識して決断し、失敗することももちろんあります。
でも、それは必要な失敗です。

トレーニングを毎日積み重ねていくことで、
その判断の正確性はどんどん向上していきます。

マルチタスク

例えば、
教室から職員室に忘れ物を取りに行くときには、
手ぶらで行ってはいけません。

せっかく時間をかけて職員室へ行くわけですから、
その時間を無駄にしてはいけんません。

「職員室に行くから持っていかないといけないといけなかった物なかったかな?」と一旦考えてみます。それは、職員室から教室に戻るときも同じです。


同時に何かをやるというマルチタスクの意識が大切です。

ちなみに、
脳の仕組み上、

マルチタスクは男性は苦手で、
女性は得意だと言われています。
女性のほうが要領がいい所以です。


私は男性ですが、
意識し続けることでこれも得意になりました。
男性も必ずできるようになりますから、
ご安心ください笑

美しさより「速さ」

ICT化時代だから、
何でもデータで処理しようとする人がいます。

ちょっとした時間割変更などを、
わざわざワードで作成したものをプリントアウトして渡してくれる同僚がいました。

データとして作成し、
PC内に保存すると確認しやすいというメリットが有るのですが、


手書きのほうが速ければデータ処理はしない方が効率は良いです。
記録として残したければコピーを取り、ファイルに綴じておけばいいのです。

時間をとるか、データ保存の安心感をとるのかの問題です。
ちょっとしたことでしたら、間違いなく前者をとるべきです。


今日はここまでにします。
長くなっちゃいました、
すみません。

続きは

「教師が定時退勤する方法②〜時短テク&こつ〜」

に書きます。


 

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