「反抗」の考え方

子育て


「これまで素直だった我が子が最近反抗(口ごたえ)してくるんです・・・」

と保護者から話を聞くことがあります。

今日は 反抗 について考えてみたいと思います。

思考回路が大人に近づいている


10歳くらいでだいぶ大人に近い脳になると言われています。

まだ体は小さいけれど、

脳は大人の仲間入りのようなイメージです。


でも、これまで素直だったのに・・・

うちの子が反抗してくるなんて・・・

とショックを受ける保護者もいます。

そして、その反抗に対して


生意気と感じ、

親がムキになって言い返すと、


さらに反抗してくるのです。

正常な発達

反抗してくるということは、

大人が言ったことに対して

「えっ!?」

「なんで!?」

と疑問や違和感を覚えているんですよね。

言われたことを、何も考えずに受け入れるのではなく

一度自分で考えている

とも言い換えることができます。

これって、むしろ喜ばしいことではありませんか?


いつまでも親の言いなりではなく、

自分で思考できている証拠 です。

これこそが 正常な発達 です。

ぼくの経験上、大抵家で親に反抗する姿が出ている子は


学校では特に目立ちません。


逆に家でいつまでもいい子で、反抗しない子は


学校で嫌な部分が出ている可能性があります。


こういう子は要注意です。


家で素の自分を出せない理由があることが多いです。


例えば、

 
両親がいつも大喧嘩で


夫婦仲が悪い とか、

最高に親が怖くて、


何をしても、言ってもこてんぱんに怒られるような子です。


この子達の共通点は、親からの愛情が足りない ということです。

こういう子たちに効果的なのは、年齢にもよりますが、「スキンシップ」です。

具体的には「あなたが子どもといい関係を築く方法」でまとめていますので、そちらをご覧ください。


家で適度に反抗している子は、


正常な発達 ですので、ご心配なく☆


子育て
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