不登校の子どもの推移から。
不登校と言いますが、
それは、
年間30日以上の欠席をした子たちのことを指すので、放課後登校や保健室登校、フリースクールに行って出席扱いになっている子たちで、欠席日数が、30日未満の場合は、不登校には入りません。
これが文科省が発表しているの不登校生の推移表です。
不登校生、小学生・中学生ともにうなぎのぼりです。
1,000人当たりの不登校児童生徒数は,平成10年度以降,最多です。
小・中学校における不登校児童生徒数は164,528人(前年度144,031人)
1,000人当たりの不登校児童生徒数は16.9人(前年度14.7人)
出典元:文科省HP
平成30年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要
ただし、
年間30日の欠席ではないけれど、不登校予備軍と言われている子たちの数は・・・
約33万人・・・多すぎでしょ!
出典元:日本財団
不登校傾向にある子どもの実態調査10人に1人が不登校予備軍。 ひとクラスに換算すると、
約3〜4人が不登校の子&予備軍って計算になります。
どのクラスにも1〜2人は不登校の子がいました。
不登校は減ることなく
うなぎのぼりなので、文科省は平成28年に不登校支援のあり方を見直しました。
大きく見直された点は、フリースクールなど学外の施設に通学する生徒を「出席」扱いにしやすくする。
不登校生への支援は,「学校に登校する」ことを目標にするのではなくて、
社会的に自立することを目指す。という点です。
平成28年9月14日 不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)
さて、私ができることはなんだろう。
不登校生一人一人、違う。
その子たちの心が満たされる万能薬なんてないから
たくさん話して、たくさん遊んで、一人一人と向き合うしかない。
向き合って、一緒に考えて、
より良い生き方を模索していく。
まずは、その子たちと出会いたい。
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