こんにちは。
高学年になってくると、子どもたちは思春期に入ります。
個人的な感覚では、はやい子では四年生くらいから反抗期に入ると思います。保護者と話していると最近反抗期で困ってますと言うような話を聞くことがある。
多くの方が経験してきていることだとは思いますが、これまでは親の言うことを聞いてきた子が、「いやだ!」、「やりたくない!」と自己主張するようになりますよね。
そんなことが続くと、親としては「子どもがいうことを聞かなくなった」と感じるものです。
これを良しとしないのが親。
自分を乗り越えられるのが怖いから子どもにいうことを聞かせたいと思うものです。
この時、自分の考えを主張する子どもと、
反抗されてしまい、なんとか力ずくででも言うことを聞かせたい親
という構図が出来上がりますね。
これでは互いにストレスが溜まります。しばらく続くと思うといやになりますよね。
でも、実は、子どもの脳の発達を考えると、10歳前後でほぼ大人の思考力と同等になるという研究結果があります。
つまり、この反抗期は子どもが自分で考えやりたいこと・やりたくないことを分別し、自己主張するようになることでもあります。
見方を変えると大人への階段を登り始めている正常な発達です。
こういう子どもの正常な発達過程を理解できるだけで、反抗期が来た時も
「あぁ〜きたきた。これが反抗期。大人と同じように考えることができるようになり始めているんだな。」と負の感情が正の感情にリフレーミングされます。
まぁ、こう思えるには時間もかかるし、そう思えず感情的に怒れちゃう時もあります。(こんな私もこう思うときの方が多いかも笑)人は感情で生きる生き物だから仕方ないです。
子どもは、無条件に話を聞いてもらえると安心感や落ち着き、自信、認められた喜びを感じます。
子供の立場に立って話を聞くことが大切。「疲れた」と子どもが言ったら、「疲れたね」でいいんです。ただただ受け入れてあげましょう。
まとめ
・子どもの脳の発達を考えると、10歳前後でほぼ大人の思考力と同等になり始めます。
・それを知っていると知らないでは子どもの言動への対応が変わります。
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