こんにちは。Education support 大学です。
新学期始まって、
頑張って登校したけど、
やっぱり疲れちゃったという人もいるのではないでしょうか?
久しぶりに登校したんだけど、
クラスメイトに嫌なことを言われ続け、
「もう行きたくない!」とか「死にたい!」
と思っている人もいるかも知れませんね。
今日はそんなときに読んでほしい本、
「あなたが死にたいのは、死ぬほど頑張って生きているから」
を参考に、
考え方について考えたいと思います。
死にたいと思っている人は・・・
精神科医の著者が教えるのは、
死にたいという人は、
自分に生きている価値がないと思っているということです。
「良く生きねば」ならないという思い込みがあり、
それと違う自分を許すことができない。
こうした思い込みは、生きていくなかでの人間関係の中で生まれるといいます。
生きるからには「良く生きねば」という制限が加わる。さらに、人と人との関わりの中で、人間関係の制約が生まれて、「良く思われなければ」 が生まれる。続いて、そのための「価値を作らなければ」という制限が生まれて、自分の価値に悩み、価値がないと絶望し、死にたくなる(p49)
死にたいと口にするほとんどは、本当に死にたいのではない。
本書にでてくる死にたい受験生の例では、
自分を認めてくれない父に自分を認めてほしいという本音が隠れていました。
受験に失敗し
父の期待に答えることができないから、
耐えられず死を考えてしまうのです。
著者の経験では、一度死んだつもりになってリセットできるかどうか。
そこに思い込みを乗り越えるヒントがあるとかいてあります。
思いがけない一言が私の口からこぼれました。
「死んでもいいよ」・・・びっくりしたように丸くなった彼女の瞳から、堰を切ったように大粒の涙がこぼれ落ちました・・・
「自分が死んだ」と思って行動することでどんどん解放されていったのです(p21)
そう感じている子どもたちに、親としてできることは?
子どもが感じている、できない自分や全然思うように生きていけない自分というのをありのままに受け入れてあげる。
存在を価値付ける
「生まれてきてくれてありがとう」
「あなたは私の宝物だよ」
直接言葉で伝えるのがよいが、
できないときいは手紙やメッセージで。
そう思っていることにも必ず終りが来ることを伝える
苦しみの渦中にいる当事者がいつかは終わるということにはなかなか思考を変えることができないので、親が我慢強く伝え続けること。
あとは、怖くて学校に行けないときは、ゆっくり休ませてあげること。
子どもの世界は大人の世界の半分もない。子どもにとっては、「家」と「学校」しかない。(最近はオンライン上という場所も確立されつつありますが。)
家でも学校行けと言われ、学校へ行くといじめられどこにも居場所がない状態が一番危険ですよね。
著者の言う通り、
今のままであなたは素晴らしい、このままの自分でよいのだと思えなければ、周囲から攻撃されれば苦しくなってしまうのです。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
今後は、不登校や登校しぶりなどの子のケアや、学習支援をしていく予定です。何かお困りのことがあれば、ぜひお声掛けください。一人で悩まないで、ともに悩みましょう!
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