どうもこんにちは、Sちゃんです。
今日は、集団づくりや、もっと身近な家族関係づくりに生かすことができるお話です。
ぜひ最後までご覧ください。
リーダーシップについての研究
リーダーシップの「アイオワ研究」というものがある。
簡単に説明する。
1943年にアメリカで、ロナルドリピットとラルフホワイトが3種類のリーダーのもとで子どもたちに作業をさせた。
①リーダーの言うことには絶対服従の専制型リーダー。
②子どもが話し合いながら作業を進める民主型リーダー。
③何も指示を与えない放任型リーダー。
①は昔ながらの亭主関白お父さんみたいなイメージ。
②は子どもたちの思いを聞きながらうまく手綱を引いていくお母さんみたいなイメージ。
③は子どもには無関心な親というイメージ。
一番作業がはかどったのは?
一番作業がはかどったのが、民主型リーダーのチーム。
次が専制型。
最後が放任型。
話し合いながら決めていくという民主性の大切さが十分に分かる実験である。
実際に学校現場では、脳が発達し考えることができる中学年くらいからは話し合って物事を決めていくのが良いと思う。
この時期に、担任が絶対服従を求める専制型だと、しばらくはいいんだけど、そのうち攻撃的な子が増えてきて、学級崩壊が起こる。いじめも起こる。
この話は、企業のチームビルディングにも、家庭の家族関係にも通づる話である。
この実験の研究論文の最後には、こう書いてある。
「民主主義は学習せねばならないのである」
民主型リーダーになるには、理論や在り方・方法について学び続け、常にアップデートしていく必要があるということである。
民主型リーダーシップを発揮し、集団の創造性や成果を高めるために、リーダーたちは「学び」続けなければならない。「学び」続ければ、よりよいリーダーシップを発揮できるようになるということでもある。
最後までお読みいただきありがとうございます。
ともに学び続けていきましょう。
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