あの子は何をやらせてもピカイチ!
それに比べてうちの子は・・・
そう感じたことありませんか?
これって、
実は心理学で有名な「ハロー効果」ってやつなんです。
今回はそんな良くある場面を心理学の点から解説!
また、子育てに生かせる心理学を紹介します。
子育てあるある心理学
①ハロー効果
ハロー効果とは、
一つが良いと何もかも良く評価してしまう効果です。
あの子はサッカーができるから、
跳び箱もできるんだろうな!
あの子は、
授業中よく発表するからよく理解しているんだろうな!
サッカーと跳び箱は別物です。
授業中の発表と理解は別物です。
でも、
不思議とそう錯覚してしまいますよね。
心理学では
他にもあるあるなことが実は証明されているんです。
②ホーンズ効果
一つが悪いと、
何もかも悪く評価してしまう効果。
ハロー効果の逆です。
「兄は弟にいつも意地悪だから、学校でもみんなに意地悪だろうな」
これもよく考えてしまうのですが、
全く繋がりのない話です。
家での様子と、
学校での様子は違う場合がほとんどです。
③アンカリング効果
最初に接した数値や条件が基準となり、
その後の判断を左右する効果のこと。
「兄は成績がオール3。弟がオール2。弟全然だめじゃん。」
3段階だとすると、
オール2は平均値あたりなのに、
全然ダメだと判断してしまう。
よくないですよね。
子育てに生かせる心理学
ここからは、
子育て場面で利用できるおすすめの効果です。
④ピグマリオン効果
人は期待された通りに成果を出す傾向がある。
そこまで成果が出ていないときにも、
「あなたならできるよ」
「あなたは天才だ」
と言い続けると、
その方向に子どもは進んでいくということ。
子どもをいい意味で洗脳しつつ、
ポジティブな声かけをすることです!
⑤アンダーマイニング効果
自発的にやり始めた行動に対し、
後付けで報酬を与えられると途端にやる気を失うこと。
やる気がある人に、
物でのご褒美は逆効果だとういうことです。
これもよくありがちなことなんですが、
物のご褒美で意欲を出させるのは、
やる気を失っている時のきっかけ作りならOKということです。
⑥ウィンザー効果
本人が発信するより第3者が発信した方が信頼性を高く感じる効果。
直接子どもを褒めるより、
父親が
「お母さんが褒めてたぞ」
と父親経由で褒めた方が効果的ということ。
誰か経由で褒められると、
なんだか嬉しかった経験ありませんか?
⑦プラセボ効果
効き目のある薬を服用していると思い込むことによって病気が良くなる効果。
思い込みって大切!!
「自分は天才!」
くらいに思っている子の方が、
自己肯定感が高いですね。
そして、本当にいいことが起こるかも!!
⑧ツァイガルニク効果
人は中断している事柄をよく覚えている効果。
中途半端に切り上げて、
気になってしまうことありませんか?
途中で中断している読みかけの本の続きが気になって仕方ない!
これ、実は自分でもあるんです。
この効果を生かすと、
あまり乗り気でない宿題も
自らやり出すことがあるかもしれません。
はじめは、
中途半端で終わることに抵抗があるかもしれませんが、
慣れてしまえば大丈夫です。
こうやって、
長編本とか読み切れます!
いかがでしたか??
もうやっているよ!ということもあったかもしれませんが、
初めて知ったこともいくつかあるのではないでしょうか?
ぜひ明日からの子育てに生かして、
自信をもって子どもと向き合っていってくださいね^_^
色々な心理学の効果を駆使しながら子育てをすることで、
すべての子に幸せな未来が訪れますように☆
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