その言葉、本当に子どもの成長につながっていすか?
子どもは本当にいろいろなことをします。
楽しいことや、
褒められるようなことをする反面、
怒られるようないけないことをすることがあります。
そんな時に、
感情のままに叱ってしまっては
子どもを傷つけるだけで終わってしまうかもしれません。
子どもを傷つけてしまうだけの言葉を紹介し、
そこから「叱る」ということについて考えてみようと思います。
目次
叱る時にNGな言葉
「お前はいつも○○だ」「またお前か!」
いつもではないのに・・・
「だから君は(ダメ)」
「本当に使えないやつだ」
人格否定は❌
「〇〇なくせにこんなこともできないのか!?」
決めつけない
「一年生からやり直せ」
いくらでも間違うことはある
そもそも叱るとは
やってしまったいけないことや、
考えを改めさせることを目標に子どもに伝える行為を「叱る」と言います。
つまり、
親のイライラを子どもにぶつけ親がスッキリすることではなく、
いけなかったことを子どもに理解・納得させ、
次に繋げることが目標です。
小学校低学年のうちは、
まだ子どもも素直に聞くことが多いです。
問題は、
高学年の思春期に差し掛かっている子どもです。
この年代の子どもにどう理解・納得させるかが重要です。
ただ頭ごなしに正論をぶつけても、
この年代の子は理解はできるのですが納得するということが難しいように思います。
では、
どうやって納得させるのかということに話を移します。
叱る時のポイント
①子どもの気持ちに共感しつつ、いけなかったことを伝える
正論をぶつけるのは簡単です。
上司に、
正論をぶつけられたらぐうの音も出ないですよね。
でも、
「それは分かっているいるんだけど、やってしまった・・・」
なんて経験ありませんか?
大切なのはここです。
もし上司が、
「やってしまった気持ちは分かる!俺も経験があるよ。
そこからやってしまったここはいけなかったね。」
と言われると素直に受け入れられるのではないでしょうか?
要は、
やってしまったその気持ちに共感した後で、
伝えたいことを伝えると素直に受け入れることができるかもしれません。
②子どもの自尊心に配慮し、改善意欲を引き出す。
やってしまった「行為」とやってしまった「人」は分けて考えなくてはいけません。
例えば、
【我が子が友達にちょっかいをかけられて、
あまりにもしつこかったので相手を1発殴ってしまった】
としましょう。
その時の親の気持ちは、
「人を殴るなんて信じられない・・・。」
「先に手を出してしまった方が悪い。」
かもしれません。
そこで、
「人を殴るなんて、お前は最低だ!」
と子ども自体(人)を否定するか、
「人を叩くことはよくない。そういうことはパパは嫌い。」
と人を叩いた行為を否定するか。
どちらかを選んで注意していかなければなりません。
普段はどちらで子どもを叱っていますか?
後者の、「行為」を叱る方が子どもは自尊心を傷付けられず、
次は気をつけようと思ってくれます。
「人を叩くことはよくない。
そういうことはパパは嫌い。
殴る以外で、何かできることはなかったかな?」
と問うことで、
今後に繋がっていくのです。
叱るという行為は、
「子どもがより良い方向に成長できる」ために行います。
ぜひ、今後の叱る場面のヒントにしていただき、
全ての子供達が幸せな未来を生きていけると嬉しいです。
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