先輩教師をみて、
あんな風に饒舌に話すことができたらいいな、
あんな風に指導したらいいのか!
と羨ましく思ったことありませんか?
ぼくも若い頃はそうでした。
いや、今でも子どもとの関わりが上手い先生を見ると、羨ましく思うことがあります。
伝えたいことを、「どう話す」とあんな風になるのかな?
伝えるために「何て言おうかな」?
きっとこう考える若手は多いのではないでしょうか?
今日は
話すときに大切なことについて考えてみようとおもいます。
結論から言いますと、
「自分で考え」、「理解し」、「相手に伝えたい」と心底思っているかが重要です。
余命2年の緩和ケア医 関本さんの著書より
余命2年の緩和ケア医 関本さんの著書にこう書いてありました。
患者さんが医師の言葉だけではなく、その態度やふるまい、
表情をつぶさに観察し
ているというのは、がんが私に再認識させてくれた大きな学びのひとつだ。
機械的に決められた説明をしているだけなのか、
それとも傍らに寄り添って「一緒に歩んでいきましょう」と言ってくれているのかは、
一瞬で感じ取ることができる。
緩和ケア医は、患者さんと話し込むことが多い。そうすると、 話の途中で気分を害されたり、私の提案に対して「それはしたくない」とい思いを持たれたとき、患者さんの顔色が変わる。人は表情や語調など、言語以外の部分でもコミュニケーションをとっているのだ。
どんなにいいことを言っていても、
無意識レベルの
表情や、
声のトーン、
仕草に現れるということです。
だから、本当の気持ちを隠しているつもりでも、相手に伝わってしますのです。
その隠している気持ちがポジティブなものなら良いのですが、
そうでないと相手との関係に日々が入るかもしれません。
大切なことは?
これらの事実から、
「何をいうか」ではなく、
本当に思っているか?
子どものことを第一で考えて発言していることか?
子どものことを思って指導しているか?
が大切ということです。
「何をいうか」ではなく、
心底思っていることを伝えているか?
どんなにかみかみでも、
どんなに話し方が下手でも、
相手に伝えたい思いが本当ならば、相手には伝わっているということ。
話し方が上手いに越したことはありませんが、
真剣に思っていることを話せば、
相手に伝わるということです。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
今後は、不登校や登校しぶりなどの子のケアや、学習支援をしていく予定です。
何かお困りのことがあれば、ぜひお声掛けください。
一人で悩まないで、ともに悩みましょう(^o^)
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