この間、女の子がとーっても暗い表情をしていたんです。
最近お腹の調子が悪いから元気ないのかな〜って思ったので
「お腹の調子どうっ?」
って聞くと、
「うん、大丈夫です・・・」
と全然元気じゃねーじゃんって返事を返してきたので、
「どうしたの???」
ってさらに聞いてみると、、、
「最近情緒不安定すぎて・・・」
と涙を浮かべながら訴えるんです。
そこから一時間、トークタイムになりました。
ぼく、結構打ち明けられること多いんです。そんな時に意識していることを
一回文章にしてみようと思います。
子どもの話を聞くときに意識している大切なこと
- 否定せずに聞くだけでいい
- アドバイスはできるだけしない
否定せずに聞くだけでいい
なんだか、人から相談されるのって嬉しくないですか?
頼りにされてるんだな〜って感じません?
だからめっちゃ話真剣に聞きます。
そんな時、ぼくはどんなことも絶対否定しません。
「でも」「だけど」という言葉も意識的に使いません。
例えばこんな感じです。
「本当に死にたい。」
○「そっか。めっちゃ苦しんでるんだね。」
△「ダメだよ!絶対死んじゃダメ」
「毎晩泣けてくる。」
○「泣くことはストレス解消になるからね〜」
△「そんなんで泣いてちゃダメ!強くならないと!それがあなたの成長につながるよ!」
こんな会話をしていると、どんどん顔色や表情が変わっていきます。
かなり追い詰められた気持ちって、ただ聞いてもらえるだけで落ち着くんです。
アドバイスはできるだけしない
「友達にいつも愛想笑いしてて疲れた。これからどうしていいか分からない・・・」
こう言われると、どうしても方法(解決方法)を教えてあげたくなるものです。
そして、
「それなら距離を置いて、関わらなければいいじゃん!」
と伝えます。
でもでも、これって、困っている子にとっては説教に聞こえてくるんです。
今、そんなことを相手は求めていないんです。
相手は、ただ自分を受け入れて欲しいんですよね。
「本当はどうしていきたいの?」
とぼくは問います。
コーチングですね。答えは、自分のなかにあるんです。
その答えを引き出すために問いを繰り返していきます。
すると、「こうしてみようかな」という方針が見えてくるんですね。
そうなるとそれがエネルギーになって、少し頑張れるんです。
外からの「頑張れ!」という言葉ではなく、
自分の中にある「頑張ってみようかな」という気持ちが発動します。
「否定せずに聞く」
「アドバイスをできるだけせずに聞く」
こうすると、自分のなかで勇気が湧いてくることがあるんです。
こうなることことをぼくは目標にしています。
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