不登校になると、やたら学校から登校できることを待っていますというアプローチを受けることがあると思う。
登校しないといけないの?
今後この子にとって、何か不利になることあるの?
ぼくなりの結論は・・・・
- 登校刺激は気にしない
- 好きなことをして生きていく時代に変化しつつある
登校刺激は気にしない
教師は、良かれと思い登校刺激をするのが基本。
管理職からは登校刺激をするように言われることが多い。
もちろん学校から不登校が出ると、この学校大丈夫?と保護者から思われかねないので。
また、教師のほとんどが不登校経験がない。自分が経験していない。
教師は、そもそも学生時代、いい思い出のある人が多い。
だから教師になろうと思うのである。
だから、フリースクールの存在を知らない人が多いし、学校行かずにどんな生活しているのかも知らない人がほとんどである。同じ教師が運営している適応指導教室についても詳しく知らない人が多い。
e-boradなどの無料オンライン学習支援サイトなどで学習を進めることができたり、不登校専門の家庭教師がいたりすることも。
だから、不登校になりそうな子・不登校の子がいると登校するように働きかけるしかないのが現状である。
つまり、登校刺激は気にしなくていい。
好きなことをして生きていく時代に変化しつつある
今年から、大学入試がセンター試験から大学入学共通テストに名称が変更になった。
これまでの知識重視の内容から、
記述式問題の導入により、解答を選択肢の中から選ぶだけではなく、自らの力で考えをまとめたり、相手が理解できるよう根拠に基づいて論述したりする思考力・判断力・表現力を評価することができます。
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/koudai/detail/1397733.htm
簡単にいうと、「何を知っているか」ではなく、「何ができるか」という方針転換である。
また、N高のようにオンラインで学習できる高校がある。
机の上だけで学ぶ勉強だけでなく、自由な発想で考え主体性をもって問題に取り組む力となるのは総合力です。インターネットが社会に広がり、私たちの生活は大きく変わりました。世界中の情報が誰でも簡単に手に入ります。しかし、情報そのものだけでは価値は生まれず、その情報を元に自分なりに考え動ける人が価値を生み出せるのです。
https://nnn.ed.jp/
もう学習できる環境は、既存の学校だけではないのです。
今後このような流れは加速度をまし進んでいくと思う。
さて、今の小学生の多くが将来の夢として抱いているのが、YouTuberである。
6年生が図工の単元「12年後の私」で作る作品の多くがこれに当たる。
好きなことをして、投稿し、閲覧回数で広告収入を得る。
嫌なことも我慢してやらなければいけない時代から、好きなことだけをして生きていく時代へ変化しつつある。
「個」に焦点が当たっている。
学校へ行っていないこと体験から起業する人もいるだろうし、学校へ行っていないくてもその子の得意を生かした動画を発信し続けることで稼ぐ人も出てくる。
だから、ぼくは学校に無理していくより、自由な時間を使い、自分の価値を高めていく時間にした方が今後絶対に社会から必要とされる人財になると確信している。
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