「うちの子、全く家で勉強しないんですけど、大丈夫ですか?」
「宿題やった?と聞くと、うん!って答えるんですけど、ノート見たらやってなくて・・・嘘つくんです!」
なんてことを保護者の方からよく聞きます。
そんな時どうするといいんでしょう?
これは親として悩みますよね。
今日はこれについて考えてみたいと思います。
勉強嫌いな子が勉強するようになるポイント2つ!
①大人が学ぶことを楽しむ姿を見せる
いいお手本が身近にいる・いないでは、技術の定着は難しいです。
サッカーを例に考えてみると、サッカー界でもトップクラスの実力をもつ「メッシ」が同じチームにいるのと、平凡なレベルのチームメイトしかいない場合、どちらが周囲の選手の力が伸びると思いますか?
もちろん、メッシがいた方ですよね!
だって、毎日世界トップレベルの技術を間近で見ることができるのですから。
「学ぶ」は「まねぶ」からきているという話を聞いたことがあります。
「まねぶ」とは「真似ぶ」です。
「学ぶ」=「真似ぶ」ということです。
真似するとこから学びは始まっていきます。
子どもの近くにいる大人が「メッシ」のような存在になるべきなのです。
いや、メッシは言い過ぎですね笑!
大人の姿を見て、子どもは学びます。
大人が学ぶことを心底楽しんでいたら?
大人が寝食を忘れて学びに没頭していたら?
そんな姿を真似するようになるのです。
②「勉強しなさい」と言わない
「子供の生活と学びに関する親子調査 2015 – 2016」(東京大学社会科学研究所ベネッセ教育総合研究所)によると、「勉強好きな子」は自分の好奇心や関心など内発的動機から勉強している。割合が高いのに対し、「勉強嫌いの子」は、 先生や親に叱られたくないからという外発的動機で勉強している割合が高いことがわかりました。
意見や行動を他人から強制されると反発し、かえって自分の意見に固執することを、心理学では
「心理的リアクタンス」と呼びます。
「勉強しなさい」 と叱れば叱るほど、 子どもは強く反発し、勉強から遠ざかります。
さらに、やみくもに叱るより「最初の10分間でよいので、子どもと一緒に勉強してやるほうが効果的」だと言っています。
つまり、「勉強しろ」と叱るのは効果がなく、一緒に机に向かって見る方がよっぽど効果があるということです。
口だけでなく、行動にうつすことの大切さがお分かりいただけるのではないでしょうか。
明日から一緒に机に向かって学んでみませんか?
コメント