前回に引き続きイエナプランの話題。
どうも、こんにちは。Sちゃんです。
日本でも長野に大日向小学校、広島・名古屋でイエナプランを取り入れた公立校ができつつありますね。
現役教師として感じる、日本のイエナプランを核とする実践校のメリット・デメリットについてまとめてみたいと思います。
広島・名古屋でのイエナプランを取り入れた公立校のメリット・デメリットについて
メリット
オランダや、長野の大日向小学校まで行かずとも、地元でもイエナプランの学校に自分の子どもを通わせることができることです。
身近なところでイエナプランを体験できることは素晴らしいですね。オランダ行くより、コストもかからず、時間もかかりません(笑)
デメリット
実際に、ぼくの知り合いで名古屋のイエナプラン実践校で勤務している知り合いの情報によると、研修が多すぎて嫌になると言っていました。(ちなみに彼はイエナプランが学びたくてその学校に勤務しているわけではありません。)
ぼくがその立場なら、研修が楽しすぎてたまらないと感じると思いますが・・・
要は、自分から進んでその学校に赴任しなければ負担でしかないといえるかもしれないということです。
つまり、その学校で勤務しているすべての教員が、好き好んでイエナプランを実践しているわけではないということです。考えようによってはデメリットになるかもしれません。
長野の大日向小学校のメリット・デメリットについて
メリット
イエナプラン校として開校した大日向小学校。
日本でオランダイエナプランに一番近いのが間違いなくここですね。
イエナプランに特化しています。
そこに通う子どもたちは、イエナプランの学校に通わせるために移住している人も多いです。
教育移住ですね。
また、教員もイエナプランを学びたくて、イエナプラン校で働きたくて移住している人です。
つまり、公立校のイエナプラン実践校とは違い、教員の殆どが、イエナプランに対する意識が高い教員の集まりというわけです。
今は開校して間もないので、まだまだ模索中だとは思いますが間違いなく、日本で一番オランダイエナプランに近いことは間違いありません。
デメリット
これはもう、長野まで行かなければならないことに尽きます(笑)
各地に分校や系列のイエナプラン校ができることを願うしかありませんね。
以上、公立校でのイエナプラン実践校と長野・大日向小学校のメリット・デメリットについてまとめてみました。
ぼくの子どもにはやはり大日向小学校のようなイエナプラン校に通わせたいですね。
保護者と同じレベルの熱量で実践を行っている教員が多いのが魅力ですね。
補足で説明させてもらいますが、公立校でそういう方がいないと言っているわけではありません。
公立校には研究主任という立場の人がいて、その方を中心に、みなさんで実践を行い、みんなでリフレクションを行い、目標に向かって日々研鑽されている方たちばかりです。ですので、力のある先生もたくさんいらっしゃいます。
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