【若手教師必見】三学期にやっておくといいこと3選☆

教師

いや、いや、3学期が始まっちゃいましたね〜


まだ夏休みより短いから、
いつものリズムを取り戻すには
そこまでエネルギー使わなくていいところが唯一の救いですかね笑


次なる目標は春休みですね笑!!
もう春休みはすぐそこまでやってきているので
教員のみなさんはなんとか踏ん張ってください☆


さて、今回は、
3学期にやっておかなければいけないことについてです。


要録記入や教室掃除とかではなく、
見落としがちなアレです。

今回の記事を読むことで、
「次学年を意識した指導」
「次の担任へバトンタッチする準備」
「子どもの事実をまとめておく」
という若手には少し気づきにくい内容について理解することができます。

次学年を意識した指導


まず1つ目は、
次学年を意識した指導」です。


3学期からではすでに遅いという考え方もあるんですが、
まだそんなことも考えてもなかったという人は、
今からでも遅くありません。


「いやいや、次学年を意識した指導ってどういうこと?」
って人もいると思うので、
少し説明しますね。


よく、
「もうすぐ○年生なんだから、これはできてほしいなあ〜」
と声掛けしている先生の姿を見かけるのですが、
これでバッチリというわけではありません。



大切なことは、

○年生はこんな学年だから、
そんな○年生になれるように少し練習してみよう!

と、
こうなってほしいという願いを伝えると同時に、
そうなれるように練習する時間をとるということ
です。

例:中学年→高学年
高学年の仲間入りの自覚をもたせるために、
級友とある課題について考えさせる時間を増やす。
(クラス会議などを行えるといいですね!)

例:低学年→中学年
なにかトラブルが起こっても、
自分たちで解決しようとしてみてほしい。

休み時間にAくん、Bくん、ぼくで遊んでいたら
Aくん、Bくんが突然ケンカが始まった。
ぼくはどうしたらいいかな?
とクラス全体に投げかけ、生活班等で話し合わせる。
・ぼくは、二人にどんな声をかける?
・ぼくが取るべき行動で大切なことは?
等の視点を与える。

また、
新年度はじめは、
多くの子が前のクラスが良かったと思うことが予想されます。

なので、私は3学期終業式前に毎年こう伝えています。

「もしかしたら、4月、新しいクラスになったら
前のクラスが良かったな〜って感じる人がいると思う。

でも、
それは半分合ってて半分違います。
これは、慣れの違いなんだよ。


例えば、
新しい靴を買ってもらっとします。
初めは靴がしっくり合わなくて
靴ずれを起こしたり、
走りにくかったりします。

でも時間が経てば、
靴が足に馴染んで、
違和感を感じなくなります。

新しいクラスでも同じことが起こります。
時間が経って、次第に慣れ、
新しいクラスがいいとなるものです。


だから、
大きな声で、
前のクラスが良かったなんて言ってはいけないよ。
周りの子はそれを聴いていい気はしないよ。
怒り出す子もいるかも知れない。
その後の自分のために声に出さないほうがいい。
思うのは自由だけどね。」


これで、
子どもたちの心の準備が始まっていきます。

次の担任へバトンタッチする準備

2つ目は「次の担任へバトンタッチする準備」です。


1つ目の内容と重なるところがありますが、
2学期まで、
もしくは3学期の2月末までは自分色(担任)でいいんですが、
次の担任が苦しむ習慣やきまりがあるならば
オーソドックスの形に戻すということです。


ベテランで力がある教員や、
民間研修によく参加し、
全国の力量ある教員のスキルを実践している教員

などは、
他を圧倒する学級経営を行っていることがあります。

とても素晴らしいことで、
子どもの力を最大限に伸ばしていることと思います。

また、
授業場面でも同じです。

子どもが興味関心をもち、
じっくり思考し表現するという周囲の担任がしていないような工夫を随所に凝らし、
とても魅力的な授業を行っている教員もいます。

それでもオーソドックスな授業のカタチに戻すべきです。


子どもの力を伸ばすためにやっていることで、
子どももすごく楽しそうに取り組んでいる。

なのになぜ?と思う人がいるかも知れません。



その理由は、
次の担任への不満になる可能性がある 

それだけです。


次への担任への不満を抱くということは、
その子は、
その時点で幸せではありません。

その理由が前担任であるあなたが理由で幸せではないのです。
それは悲しいことです。
次の担任があなたのように力をつければいいのですが、
現場にはそういう向上心ある教員ばかりではありません。

あなたは一生その子の担任で居続けるわけではありません。
多くの大人に関わりながら成長していくことが、
結果その子にとって必要なことで幸せに繋がります。

子どもの事実をまとめておく

最後の3つ目は、「子どもの事実をまとめておく」です。

日々の業務の中で
データに残すということは負担にもなりますが、
子ども・次の担任のためです。

私は、
大きな出来事(トラブル・虐待・自傷行為案件)はもちろんデータで残していましたが、

特に気になることや、
大きなトラブルではないが、
くり返し起こった問題行動や、
その子の特性、
それについてのあなたなりの対処法

などは詳細に記録しておくことをおすすめします。


もしかしたら、
学年団全員が転任の可能性があるなら、
必ず文書(データ)で残しておかなければなりません。
次の担任と、面と向かって話して引き継ぐという時間がないためです。

これを怠ると、
次の担任団は問題が起こったときに、
立ち戻る資料がないためとても困ります。

作成した資料はもちろん部外秘で絶対の安全性を保証しなければなりません。
プリントアウトし、データ漏洩がしないセキュリティ付きの場所で保管する。
データ自体は消去するか、
セキュリティ付きの場所で保管してくださいね。

いかがでしたでしょうか?
明日からすぐに役立つ内容ではなかったかも知れませんが
ぜひ子どもたちのため・次の担任のために行動を起こしていただければと思います。

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