<最後まで読むと理解できること>
どんな学習法が、効果的・効率的に結果につながるのか
私は、
学生時代は自分が時間をかけて勉強したことが、
結果につながらず苦労しました。
テスト前には、
必ず時間をかけ勉強するのですが、
試験当日になると全く歯が立たず困ることなんて、
テストの度に経験してきました。
その傍ら、「昨日寝ちゃって、全然勉強してないわー」と試験当日にいう友人。
でもテストが返却されると、その友人は必ず私より結果は上。
なぜなんだ!?
元々の頭の出来が違うんだと自分に言い聞かせ、
さらに時間をかけ勉強していこうと決意を固めるということを繰り返していました。
さらに私は、
小学校教員をしていました。
頑張ってテストでいい点を取りたくてめちゃくちゃ毎日勉強している子を何人も見てきました。
漢字テスト前には漢字練習を、
ノート6ページに渡って練習してくる子、
大きな単元テストの前には、
その単元のポイントを何ページにも渡ってまとめてくる子など、
本当に頑張っていました。
もちろんそれが結果として得点につながる子もいたのですが、
そういう子に限って結果にはほとんど繋がらないのです。
そして、
私の学生時代の経験、
教員として頑張って勉強しているのに結果につながらない子を見てきた経験から、
どんな学習法が効果的で、良い学習法なのか
ということに興味が出てきました。
なんとか、困っている子どもたちの力になりたい!!
そんな思いで、記憶術や脳科学、睡眠などさまざまな書籍を読み漁りました。
すると、学習法について、エビデンスもある有力な書籍に出会うことができました。
それが、
「使える脳の鍛え方 成功する学習の科学(NTT出版)」
「ULTRA LEARNING 超・自習法 どんなスキルでも最速で習得できる9つのメソッド」
です。
この記事を読んでいる方は、
まさに勉強時間だけは人より多い自信があるのに、なかなか結果が出なくて、
なんとかならないものかと少なからず悩んでいる人でしょう。
最後まで読んでいただけると、
今後の学習に劇的な変化をもたらすことは間違いないと思っています。
ぜひ最後まで読んでいってください!
目次
2つの書籍から分かった最強の学習法とは?
結論から言います。
2つの書籍から分かった最強の学習法は、
①挑もうとしている資格や試験の分析と、その対策を練る(全学習時間の10%を充てる)。
②想起練習(思い出すこと)をまめに行う。
③想起練習を行うための具体的な5つの戦略。
④集中力が続かないよという人は、集中できないときの対処法。
です。
ここからは、順に説明していきますね。
①挑もうとしている資格や試験の分析と、その対策を練る(全学習時間の10%を充てる)
どのような学習を始める際も、
スキルや知識を学ぶ一般的な方法を調べるところから始めます。
1時間もネット検索すれば、
学習方法に関する記事やアドバイスを見つけることができます。
ここに時間を費やすことは大きなメリットがあるとされています。
学習のためにどのような教材を使うかによって、
その効果に大きな違いが出てきます。
そのため、
すぐに学習を始めたいと思っている人も、
その前に数時間使って調べるだけで、
その後に何十、何百という時間を節約できます。
つまり、初めの戦略計画と情報収集はものすごく大切ということです。
書籍では、その具体的な時間は全学習時間の10%と記されていました。
例えば、
週に4時間を学習に費やす生活を6ヶ月間続けるとすれば、
それは、約100時間に相当し、
準備には約10時間、つまり2週間を費やすべきだということです。
さらには、
この学習見直し期間を学習中も行うべきであるそうです。
学習を進めていくと気づく障害や壁にぶつかることがよくあります。
そんな時は、
もう一度戦略の練り直しのために時間を使い、
軌道修正をすることが効果的です。
②想起練習(思い出すこと)をまめに行う
新しい知識や技術を記憶から呼び出す(想起)練習は、
強力な学習ツールであり、
持続力のある記憶の形成に役立ちます。
思い出そうと努力することで、
記憶と学習が強化されます。
想起練習を繰り返すことで、
記憶が長持ちするだけでなく、
さまざまな状況で知識を引き出し、
より幅広い問題に応用できるようになります。
授業中にテスト(想起練習)を行うだけで、
学年末試験の成績は大幅に改善される。
ノートや黒板を見ないで、
目を閉じて記憶だけから解答を探すのです。
つまり、
テストは教師主導で行わなくて良く、
自分で自分のタイミングでいつでも・どこでも可能なのです。
③想起練習を行うための具体的な5つの戦略
では、想起練習をどう行っていくのかということを記しておきます。
Ⅰ自由再生
読書、授業後に覚えていることを白紙に書き出す。
Ⅱ質問帳
単語帳でクイズのイメージ。片面に問題を、片面に解答を。
Ⅲ課題作成
実際の例の中でどのように使われるかメモを書き残しておく。
Ⅳ参照禁止
情報源を参照できないようにすることで、
情報は参考書の中にあるものではなく頭の中に保存された知識に変わる。
Ⅴフラッシュカード
2の質問帳に似ているが、フラッシュカードを作成して何度も取り組む。
④集中が切れてしまう、集中できないときの対処法
Ⅰ 5分ルール
5分でいいから学習しよう。
そうしたら、
やめて他のことをしてもいいと自分に約束する。
実際にやってみると、
休憩を取りたいと思うことなく、
もっと長い時間学習に取り組むことができたということがある。ここに期待する!
Ⅱ ポモドーロ・テクニック
25分間集中して、その後に5分間の休憩を取る。5分ルールより難易度が上がったバージョン。
Ⅲ環境を整える
スマホは見えない・手の届かないところに置いておきましょう。(机の中、部屋の外など)
そもそも集中力は訓練で改善もできる。
今の自分に恥じる必要はない。
まとめ
最後に確認します。
大切なのは、
①挑もうとしている資格や試験の分析と、対策を練ること(全学習時間の10%を充てる)。
②想起練習(思い出すこと)をまめに行うこと。
③そのために想起練習を行うための5つの戦略を実行すること。
④集中力が続かないよという人は、集中できないときの対処法を行う。
です。
ぜひ実践して、成果を教えてください!!!
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