「子どもに寄り添う」
子どもに寄り添うって?
どこかで一度は聞いたことがある言葉ではないでしょうか?
学校現場や、子育て本を読むと、かなりの頻度で遭遇する言葉です。
今回は、この「子どもに寄り添う」ということについて考えてみました。
「子どもに寄り添う」とは?
辞書を引くと
「そばへ寄る」
「共感する」
という意味のようです。
「そばへ寄る」「共感する」の具体的な姿はどういったものでしょう。
皆さんはどんなイメージですか?
「そばへ寄る」は、
子どもの近くにいる
「共感する」は、
子どもの思いを否定せずに「うんうん」「わかるよ」と言いながら会話する
などでしょうか?
でも、
何でもかんでも子どもの近くにいればいいかといったらそうではありませんよね?
友達を殴って傷つけてしまった我が子が、
「腹が立ったから殴っちゃった。」と言ってきたら、
「それならしょうがないね」
と言ってしまってはいけませんよね?
ここを間違えて捉えてしまうと、
いつも近くにいすぎて、
子どもに煙たがられたり
親の過干渉になったりしかねません。
つまり、
何でもかんでも近くにいればいいかというとそんなことはありません。
大切なことは?
大切なのは
安心感を与えることです。
「どんな声をかけてもらえると安心するのか?」
「どうしてもらえると自分らしさを安心して出せるのか?」
話を聞いてもらえるだけでいい場合も
それは辛かったねと気持ちを分かってもらえるだけでいい場合も
安心感があると心が安定します。
子どもの心が安定していると、
親の自分まで安定しませんか?
繰り返しますが、
大切なのは、
子どもに安心感を与えることです。
どうすれば安心感を与えることができるのか?
そのために、
我が子を観察する必要があるんです。
よく知る必要があります。
満たされると、
そばにいなくても、
声をかけ続けなくても大丈夫。
コップに水が満たされた状態です。
注意点は?
ただ、
注意しないといけないこともあります。
子どもの心の状態はいつも同じなはずがありません。
大人もそのはずです。
なんだか今日は気になることが多すぎて元気が出ないな、
なんて日もあるはずです。
これまでは効果的だったことも、
今日は全く手応えがないかもしれません。
安心感を与える手段を、
書籍
や、
ネット
から情報を収集して自分のなかに貯めていき、
あの手この手で試してみましょう。
知識として知っているだけではなんの意味もありません。
実際に子どもに働きかけてみて効果的かどうかやってみてください。
また、すぐに効果が出るとはかぎりません。
その関わり方で、
果たして子どもが安心しているかも分からない場合もあります。
でも、
試行錯誤してより良いと思う方法を取るしかありません。
将来失敗だと分かったとしても、
その時のベストな選択をあなたはしたはずです。
つまり、
失敗を恐れないで、
より良い方法を選択してやってみてください。
失敗しても、そこに次なるヒントが隠されています!!
そして、
子どもの成長を考えている時点で、
あなたは素晴らしい親なのです☆
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