新学期始まって2週間が終わりましたね。
まだ子どもたちは少し緊張した様子で過ごしている頃ですよね。
後2週間もすればゴールデンウィークになり、
GW明けに子どもたちの本当の姿が見てくるようになってきます。
ある程度クラスの中での立ち位置が決まり、
次第に友達とのトラブルも起きるようになってきます。
さて、初任の先生方は、そういう時どう対処すれば良いか考えたことはありますか?
もしかしたら、その時になってみて考える!
今はそんな余裕ない!
という方がほとんどではないでしょうか?
でも、このトラブル対応は学級担任としてものすごくデリケートに扱わないと、今後の残りの一年が大変になるか、穏やかに過ごせるかのお別れ道と言っていいくらい重要無ことなんです。
失敗すると、その子からの信頼を無くしてしまうかもしれません。
同時に、保護者からの信頼を無くしてしまうかもしれません。
はたまた、トラブルとは関係ないクラスの子どもたちの信頼を無くしてしまうかもしれません。
少し、恐ろしいことを書きましたが、
そのくらいのことであると認識してほしいと思います。
逆にうまく行くと、
子どもにも保護者にも信頼してもらえる先生になることもできます。
では、早速、トラブル対応について学んでいきましょう。
トラブル対応の原理・原則
①加害者・被害者両方の話を個別に聞く
そのときのポイントは、事実確認をし、状況を把握するために聞くということを意識する。
②事実をする合わせる
両者の言い分を付き合わせて、違いがあるところについては、両者がいる場で確認する。
③互いに嫌だったことを伝え、今後に生かすように指導する
これまでのことや、その時の出来事の言い合いをしても、怒りが再び込み上げてきて冷静に話ができないことが多い。
一番嫌だったことを言わせ、今後そういうことをしないことを約束させる。
可能なら、その場で謝らせる。
難しいようなら、下校直前に両者をよび、謝ろっかと促してみる。
④保護者に連絡する
事実を伝え、教師の推測はできるだけ省く
もし怪我をしていたら、加害者の保護者に連絡する
次に被害者の保護者に連絡する
一連の原理原則を示しました。
お互いに、モヤモヤができるだけ残らないようにすることが大切です。
間違っても、教師の思い込みで指導をしてはいけません。
子どもたちが、
「A君んがいきなりB君を叩いていたよ!」
と言っているので、
話を聞く前からA君が悪い!
という、事情も分からない段階で、
A君に対し、怒りの感情をぶつけてしまわないようにしてください。
嫌な思いをした子どもが一番大切です。
こういうスタンスで仲裁を進めると、子どもも保護も教師を信頼してくれます。
ぜひこの手順でトラブル対応を行ってみてください。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
今後は、若手教員支援や不登校・登校しぶりなどの子のケアや、学習支援をしていく予定です。
何かお困りのことがあれば、ぜひお声掛けください。
一人で悩まないで、ともに悩みましょう(^o^)
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