- 言い分は、「必ず両者から」「別々に」「穏やかに」話を聞く
- 周囲の見ていた人に話を聞く
- 最後に両者を交えて話をする
掃除時間が終わり、廊下を歩いていると女子2人が近づいてきました。
〇〇が掃除しないで遊んでで迷惑だったから注意したら、なんで俺だけ⁈って逆ギレしてきて、うんちゃらかんちゃら…
そんなこと、子育てしてると他の場面でもありますよね。
弟がおもちゃ貸してくれない!後で貸してって言っても絶対やだって言ってくる!
友達を遊びに誘ったのに来なくって、次の日も全然ごめんとか言わずにいつも通りでなんかムカつく!
とかとか。
こんな時あなたならどうしますか?
1番良くないパターンは、
そんなこと言ってくるの⁈(たしかに普段もよくふざけてて相手を怒らせてるからなぁ)
となぜかこっちが興奮してきて、そのままの勢いで相手の子をいきなり怒鳴りつけるパターン!!
これは絶対ダメ!
でも、こうしちゃう時ありませんか?
やってはいけない理由は簡単。
1 相手の言い分を聞いてないから。
2 事実かどうか分からないから。大体訴えてくる時は自分の非は言わないもの。大人でもそうですよね?
ここからはどうしていくのがいいのか流れを解説します。
まずは心穏やかに両者の言い分を別々に聞きます。
心の中でこいつが悪いと決めつけて言い分を聞くと無意識レベルで話し方や態度に出ます。
ですから、オールフラットな気持ちで、純粋に状況を確認したいと思いながら聞くことがポイントです。
次に、もし周囲で見ていた人がいたらその人にどんな状況だったか教えてと言って話を聞きます。
当事者同士の言い分が違っているポイントを中心に事実確認し、事実を押さえていきます。ここでほぼ事実確認が終わります。
そして、状況が把握できたら、当事者を呼び話をします。
二人の言い分が食い違っていたとしても、「見ていた子たち多くがこう言っているのだけどどう?」と聞いてあげると大体納得します。
また、ここまできたら、もう両者ともに落ち着いていることが多いです。別々に話をきき、周囲の子から話を聞く。そんなこんなしているうちに、時間が結構経っているのです。
クールダウンするには時間が必要です。
時間が経つということはとっても重要なポイントなので両者を当事者同士が話すまでに出来るだけ時間をかけるといいと思います。
今回のポイントはいくつかありましたが、この流れで解決していくことで
どんな状況でも自分の言い分を聞いてもらえる安心感=この人はぼく(私)の話を聞いてくれる人
となるのです。
そうなると、相手はこちらを信頼してくれるのです。
信頼関係が出来上がるといろいろなことがスムーズに流れます。
つまり、今回の流れで対処していくのは、トラブル対応から信頼関係を築くためなのです。
ピンチはチャンス!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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