学校の教室では、一年に二度大きな危機が来ると言われています。
それがいつかというと・・・
6月と11月
です。
その危機とは・・・
「学級崩壊」
です。
この理由については、また別の記事で書きます。
学級崩壊とは、簡単に言うと、教室内が無法地帯。
子どもたちは、やりたい放題。
実はこうなる前に、
いくつもの前触れがあると言われています。
例えば、
ある子が学校で問題行動を起こすようになったり、
家で親に反抗するようになったりします。
今日は、
学級崩壊をなんとかするという記事ではなく、
問題行動を起こしてしまう子どもには何が起こっているのかについて考えてみます。
問題行動を起こしてしまう原因は?
早速結論からですが、
問題行動を起こしてしまう子には、
「愛情」
「安全安心できる場所」
の2つが足りていません。
この2つを満たしてあげることで問題行動は減り、
落ちついていきます。
思春期にさしかかるともちろん反抗してくるのは健全な発達です。
しかし、
小学生でも、
教師の注意をひくために、
または、
友達の注意を引くために問題行動をやる子がいます。
そういう子の特徴は、
心が満たされていません。
注目されたい願望があるんです。
例えば、
家族に認められない
いつも叱られてばかり
兄弟と比較され、いつも劣等感を抱いている
つまり、
「もっとわたしを見て!!!!!!!」
ってことです。
その子が生まれ持った特性ではなく、
環境がそうさせているパターンが多いです。
先天的はことではなく、後天的なんですよね。
問題行動を起こしたときの対処法
もし、
問題行動を起こすようになったら、
じっくり目を見て話をひたすらに聞いてあげてください。
こまめに目配りしてあげてください。
問題行動や、
心の不安定は家庭環境の影響は大きいと思います。
子どもの行動がおかしいと感じたときは、
まずは家庭環境がどうなのか現状を分析しましょう。
最も大切なことは、
家という物質が
ただの家という単なる場所ではなく、
安心していられる場所になる必要がある
ってことです。
そのためには、
お父さんやお母さんが
「辛いときでも黙って受け入れてくれた」
「ずっと信じ続けてくれた」
と、我が子に思ってもらえることです。
受験前に、テストの点が悪くて
「このままじゃ行ける高校がないぞ」と言って、
子どもを発奮させようとするのではなく、
「大丈夫。〇〇なら大丈夫。」って伝えるだけで、子どもはホッとします。
本当に大丈夫かは別として、
こういう小さな積み重ねが、家族は味方でいてくれる安心感に繋がります。
目の前の受験という難関より、
生涯の家族関係のほうがずっと大切です。
木を見て森を見ずの言葉通り、
人生というトータルの視点で物事を捉えることができると、
受験の失敗なんて本当に小さなものです。
温かくて、安心していられる家庭を築いていきませんか?
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