どこまで手伝って、どこから子どもに任せればいいのいの!?

子育て
Portrait of young African mother helping teenage boy studying at home in minimal white interior, copy space


先日保護者から頂いた質問。

でもこれ、以前から複数の方から問い合わせのある内容です。


もう6年生だから子どもの準備を手伝うのやめたんですけど、
相変わらず忘れ物するし・・・

自分で忘れ物しないとこ!!
って思ってくれたらいいんですけど、
案の定次の日も忘れる・・・



こんな時はどうしたらいいんですかね?


多くの保護者が悩まれているのではないでしょうか?


今回は、
いつから子どものことは子どもに任せていけばいいの?
についてまとめました。

いつから子どものことは子どもに任せていけばいいの?

いつものごとく、
早速結論です。


それは、


「子どもによって違う」



です。



極端な話、
1年生でも子供に任せていい子もいるし、
6年生でもまだ手を離しちゃいけないという子もいます。


学年を基準にするのは、
全く的外れです。

まだ手を離しちゃいけないのに、
「子どものことは子どもの自己責任なんで。大体もう○年生だし!!」
と言う保護者は、
大抵日々の生活で一杯一杯で、
早く子どものお手伝いから身を引きたい方が多い印象です。


厳しい言い方になりますが、

早く子どもの手伝いから身を引きたいから
自己責任という言葉に乗せて自分を正当化している保護者です。



そんな状態で子どもに任せてしまうと、
中学生になっても自分のことを自分でやりきれなくて、
担任から
「忘れ物が多くて・・・」とか
「学習が難しいようで成績がなかなか上がりません・・・」
という様なことを言われることになってしまいます。

また、
6年生になっても自分のことができない場合は、
学習面でも何かしらの困難さを抱えている場合が多いです。


なので、
実はそうでない子以上に手をかけていかなければならないんです。
適切な支援が必要なんです。


実際は、
そういう子ほど親の手が入っていないことが多いです。

ですので、
子どもの実態に合わせて
いつから子供に任せていいかということは変わってきます。




そんな身も蓋もない〜
じゃあうちの子はどうなの!?って気になりますよね。




そんな方のために、
ちゃんと子どもに任せていい基準についてまとめていきます。



子どもに任せていい基準

先程、学年を基準に判断することは全くの的外れと表現しましたが、
どう判断すると良いかについて説明します。

  1. 1週間、忘れ物をせず過ごすことができたかどうか
  2. 計画的に過ごすことができるかどうか
  3. 生活ルーティーンが決まっているかどうか

この3つが大切になってきます。
なぜこの3つかというと、




自分で自分をコントロールできることが大切
ということです。



自分のことを自分でやってみて、
失敗することもあります。


ただ、
その後が大切です。



失敗した後、
次はこうしてみようと失敗を生かそうと
自分なりに前向きに考えることができるかどうか
です。




それができる子は、
どんどん任せていきましょう!!




この3つを試してみたけど、
よく分からない!という方は、
ぜひ担任に相談をしてみてください。




担任は、
同年代のクラスの子と毎日接しているので、
ここの親にはまだ一緒に手伝ってもらいたいということを感じています。




ただ担任としては、
ストレートに言いにくいのが現状です。
(保護者との関係をこじらせたくないので・・・)




ですので、
やんわりと「たまにおうちの方に手伝ってもらえるとありがたいです」
の様に言われたら、
「まだ手を離しちゃいけない」
ということで理解してもらえるといいと思います。

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