簡単にできる良い関係の築き方

人間関係


<記事を最後まで読むと分かること>

良い関係を築くために大切な、とても簡単なこと

突然ですが、
朝ご飯の途中で兄弟が遊び出し、
おもちゃの取り合いが始まりました。




放っておいて、
少し時間が経ってみると、
弟が兄のおもちゃを無理やり奪い、
それに起怒った兄が力づくで取り返しています。

それに腹を立てた弟が、
兄の耳を引っ張り、
顔を叩いていました。


さて、
そんな場面に遭遇したら、
あなたはどうしますか?

今回は、そんなときにする、より良い方法について考えてみたいと思います。

まず初めに両者の話をそれぞれに聞く


先程の話に戻ります。


とっさに出る言葉は、
弟に対して、

「もうやめなさい!」

ではないでしょうか?


すると、
弟は泣き出します。



結果、
弟の行動は終わり、
喧嘩は終了します。



あなたは、
「あなた(弟)が悪いんだからいつまでも泣いていなさい!」
と心底思うか、



心の中に閉じ込めておくわけでなく、
言葉に出すか、
表情に出しますよね。



弟は兄に対して手を出すといういけない行為をしているので、
それ自体は悪くありません。



でも、
感情のままに叱り、
それを続けていると、
子どもの中に沸々とした怒りが溜まり続け、
もう少し大きくなった時に、
爆発するなんてこともあるかもしれません。





では、
そんな時どう関わると良いのでしょうか?




結論からいうと、

どんな状況でも、
まず初めに両者の話をそれぞれに聞く

ということです。


要は、 
1 叱る 
2 話を聞く 
ではなくて、


1 話を聞く 
2 叱る 


ということです。

頭ごなしに叱られるのは、誰でも嫌なもの


今、
こうやってこの記事を読んでくださっている方の中にも、
子どもの頃頭ごなしに叱られて、
「少しは私の意見も聞いてよ!!」
と思った方もいらっしゃるのはないでしょうか?


誰でも、
頭ごなしに叱られると、
いい気はしません。



だって、
そういう行為をしたのには、
何かしら理由があるからです。



その理由を聞いてもらえないというのは、
結構なストレスです。



それが続いていくと、
その時に感じたことや、
本当の事実を話してくれないようになります。




だって、
どんなに説明したって、
聞いてくれないんだもん。
怒るだけだもん。


いや、
これまで私の話を聞いてくれたことなんてなかったも!!



いけないことをしたから、
怒るというのは、
ごもっともです。



正論なのです。







でも、






正論を振りかざしているだけでは、
誰もついてこないことが多いです。

「聞いてもらえた」「分かってもらえた」と思ってもらうことが大切



大切なことは、


そうしてしまった理由を聞き、
その時の感情に丁寧に寄り添うことです。

(「怒れちゃったんだね」、
「嫌だったんだね」というように
子どもの言った言葉をそのままおうむ返しする。)



そして、
やっぱりそれでもいけないよねという判断をあなたがするならば、

落ち着いて、
正論を諭せばいい
んです。



すると、
いけないことをしてしまった本人も、
すんなり聞き入れることができるんです。




「相手に考えを聞いてもらえた」
とか
「自分の気持ちを分かってもらえた」
と思ってもらえることが、
良い関係づくりでは大切なのです。

まずは話を聞くことから


今回は、
子どもと親を想定して書いていますが、
これは大人同士の関係でも同様です。


人は、
相手に自分のことを分かってもらえると
相手のことを信頼したり、
よく思ったりします。


繰り返しになりますが、
大切なことは、

叱るより先に、
相手の話を聞くということです。
どんな思いがあるのか相手の目を見て聞くことです。




それを繰り返していくことで、
良い関係は育まれていきます。

すぐに叱りたい気持ちをぐっと飲み込んで、
冷静に対処していきたいですね。(難しい時が多々ありますが笑)


ぜひ、
今日から試してみてはいかがでしょう?

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