子どもの心を傷つけない方法

子育て


授業参観の日の授業後の話。


僕:「今日の授業参観、おうちの人なんて言ってた?」

子ども1:「答えたかったのに、当てられなくてがっくし机に突っ伏してたら、あんた態度悪すぎでしょって怒られた。」

子ども2:「うちもそう!なんでてあげなかったの?分からなかったの?って言われる。うちの親、生徒会長やるくらい勉強できてたみたいだから・・・授業参観なんてなくなればいいのに!」

この会話から
①いきなり理由も聞かず怒る
②比べる 

ということが相当嫌だということが分かる。

では、このような気持ちにさせないためにどうすると良いのかまとめていきたいと思う。

①いきなり理由も聞かず怒るのではなく・・・


これが子どもにとっては嫌ということがわかる。
大人の自分でも当てはまる。

こんな時は、保護者はマジックワードである「どうしたの?」を使うといい。
あなたのことを心配していることが伝わる。
相手も話しやすくなる。

「あの時、机に突っ伏してたけどどうしたの?」

「実は発表しようとしてたけど、当てられなくてがっくりしてたんだ。」

「そっかあ。それは残念だったね。机に突っ伏してたら先生も嫌だったかもね。」

という会話になる。

つまり、怒りたかったら理由を聞いてから怒ればいい。

②比べる のではなく・・・


兄弟間、親子間での「比較」はあまりいい効果がない。

「お兄ちゃんはできたのに、なんであんたはできないの?」
「お母さんはよく手をあげて発表してたのに、なんであんたは発表しないの?」


この比較は、子どもにとって大きなストレスになる。

幼い時期に負った心の傷は、一生心に残る。

しいて比べることが許されるとしたら、「今」と「過去」。

あの時はできていたのに、今できなくなったこと。
それは自制できてないことだから◯

「あの時はできていたのに、今できていないね。あなたはどう思う?」

これからの成長につながる。


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