「うちの子、全く勉強しない」
「通知表が悪くてどうしたらいいか分からない」
という悩みをおもちの方は多いのではないでしょうか？
今日は僕が見てきた小学生で学力が高い子の3つの特徴についてまとめます。
まず始めに確認しておきますが、
今日の話の中止になってくる「学力が高い」という状態は、
国語・算数などの学習で、知識が定着していて、さらに論理的に考える力があることで、通知表がクラスで1・2位レベルのことを指しています。
学力が高い子の特徴とは？
早速結論を述べておきます。
学力が高い子の特徴は、
①保護者の包容力がある
②板書をそのまま写さない
③ゲーム以外に熱中するスポーツや趣味がある
それではもう少し詳しく説明していきますね。
保護者の包容力がある
まずは保護者の話になりますが、
電話や個人懇談会などで1対1で話をするときに、
僕の話を傾聴し、否定せず聞いてくれます。
子どもに聞いても、
勉強しなさいとはあまり言われた事がないと言います。
では、あまり口出さなければ良いかというとそうとも言い切れません。
よくよく話を聞いてみると、
一緒に課題に挑戦したり、
保護者自身が勉強する姿を何気なく見せていたりしていることが分かりました。
勉強をしなさいという代わりに、一緒に取り組んだり、学ぶ背中を見せているということです。
板書をそのまま写さない
高学年の子の特徴ではありますが、
授業をよく聞いているというわけではなく、
話を半分聴きながら教科書と黒板を目で往復しながら、
キーワードをノートにまとめるということです。
6年生のA君のノートは、
いつも全く板書とは違う形でまとめてあります。
それもかなり短く、スッキリとキーワードだけです。
その際に、
これまで学習してきた内容との関わりや自分が考えたことが短く隣に添えられています。
つまり、授業で聞いた内容を必死で写すのではなく、時間内に頭をフル回転させて自分なりに考えながらノートをまとめているということです。
ゲーム以外に熱中するスポーツや趣味がある
ゲームばかりやっていて勉強している姿を見た事がないという保護者の悩みは多いです。
学力が高い子は、
ゲームを全くしないわけでなく、
ゲームは他の子と同じようにしているようです。
ただ、決められた時間は守っている子が多いです。
なぜ？と思う方も多いと思いますが、
ゲーム以外にやりたいこともあるようです。
それはバーチャルではなく、
リアルの世界で野球やサッカー、バスケット、絵を描く、読書など様々です。
さらに、
保護者と一緒に公園で遊んだり、
練習したり、
夜に家族全員でする読書の時間があったりするようです。
保護者も時間を使って関わりをもっている事がわかります。
また、テレビはあまり見ないと事実もあるようです。
なぜ？と聞くと、
家族みんなあまりテレビはみないで、
それぞれがやりたいことをしていると言いいます。
スマホについても、依存している様子は伺えません。
家族とのご飯にはみんながスマホを持っていてはいけないことになっている
というルールがあるようです。
まとめ
ではどうしたらそういう子になるの！？
というところが一番聴きたいところではあると思いますが、
こうすればこうなるというほど子育てや教育は単純なものではありません。
しかし、
ここまで書いてきたことから共通していることをあげるとすれば、
保護者の影響は大きいといいうことです。
「保護者と一緒に〇〇する」
「保護者がそうしている」
頭ごなしに命令しないことや、
テレビを見ないことやスマホをずっといじっていることはない
などが具体例になります。
子どもは一人でも育つとも言われていますが、
僕は、
その背景に保護者が言動はやはり大きな力があるように感じてなりません。
我が子がどんな風に育ってほしいか・どんな大人になってほしいか考え、
そこから逆算して、
まずは保護者がどう行動し、どんな発言をするか一度考えてみるのも大切かもしれません。
最後に、僕がお勧めするとても簡単なことは、
笑顔でいる時間を多くし、子どもと一緒に遊ぶこと
です。
さあ、明日も、笑顔を大切にして、ともに楽しんでいきましょう〜！！
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